白石湖津波避難訓練
3月21日 白石湖で全国的にも珍しい、釣り客の避難訓練が行なわれました。
これは、東海地震や東南海・南海地震の発生で大津波が押し寄せることが懸念されていることから、白石湖を訪れる釣り客を自然の脅威から守ろうと渡船店の店主らが中心となって実施したものです。
昭和19年の東南海地震津波や昭和35年のチリ津波が白石湖に押し寄せたとき、波は、船津川を遡り大きな被害はなかったと言われたいますが、チリ津波の時は、湾内の筏を止めてある錨綱が切れてしまい、すべての筏が一点に集まったと報告されています。
当時は、筏釣りは行われておらず人的被害はなかったようですが、近年では、多くの釣り客が筏釣りを楽しむようになりました。もし釣りを楽しんでいる最中に津波が押し寄せると、筏が流される時に転落し、筏に挟まれ大怪我をしたり、切れた錨綱に絡んで水中に引き込まれるかもしれません。
津波が押し寄せる時間は、地震発生場所にもよりますが、地震発生から東海地震では、白石湖に到達するまでに20分・東南海・南海地震では5分程と予想されています。
このように短時間で、釣り客全員を安全な場所に避難させなければなりません。今回は初めての試みとあってゴタゴタするかと思われましたが、釣り客の対応も良くスムーズに進みました。避難勧告があってから5分で釣り客を運び終えることが出来る渡船店もありましたが、2往復した渡船店は10分程かかってしまい、回収途中に岸に降ろすなど、更なる工夫が必要になり、これからの課題となりました。
私たち白石湖渡船店会では、今回だけではなく年に一度このような避難訓練を実施して、より多くの釣り客に安全で良く釣れる釣り場を提供できたらと考えています。
今回の避難訓練は大成功でした。この日は釣り客全員が快く参加をしてくれました。本当にありがとうございました。
釣り客の皆さんへお願い。自分の身を守るためです。ライフジャケットを装着して釣りを楽しんでください。
安心な釣行の為に
道具を置いたまま救助船
に乗り込む釣り客
釣り客を乗せたら安全な
場所に移動
全速力で避難場所へ向
かう救助船
桟橋についた救助船
釣り客の人員を確認す
る船頭